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西洋医学に頼りすぎたひとつの結果ー認知症ー [ヒーリング]

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今年の二度目の診察から、飲み薬が出されなくなりまして、
胸をなで下ろしている私です。
もともと、デトルシトールという薬は、一時的な対症療法としての効果しかなく、
これを飲み続けたら症状そのものが改善されるというものではありません。
そして、私に出ている症状は病名こそついているけれど、病気ではありません。
生まれつきの障害であり、
肉体が健常者とはやや違った状態で出来上がっているゆえの不便さです。

つまり、治る見込みは現代医学上はない症状なのです。
こういうものに対して薬を飲み続けることの疑問、
そして、副作用に対する抵抗もあり、
体調によって飲んだり飲まなかったりしていました。
私の場合は、飲んだ時だけ働く薬であり、私の身体状態が上記に記したものなので
こういう飲み方も許されていたと言えます。
しかし、副作用については、飲んでいる時にだけ出る吐き気や便秘のみならず、
将来的な認知症というリスクがあるのです。
この認知症の発生率を高めるというのは、デトルシトールだけではなく、
抗コリン剤と分類される薬すべてがそうであるというので、
風邪薬や花粉症の薬もこれに該当します。


先日、驚くようなデータがFB経由で目に飛び込んできました。
それは、
『2週間に一度起こっている「介護殺人」』というある本の内容について
書かれたものでした。
この数字は介護殺人についての番組を制作したNHKのディレクターや記者が、
番組制作のために全国のニュースをチェックし裁判記録を集め、
過去六年分の資料から割り出した数字であるという。
昔、刑法の尊属殺人罪を適用しないとなった事件にも、
介護殺人のケースがあったのを記憶しています。
起きてしまった介護殺人のすべてのケースが認知症であるとはいいませんが、
介護人がとても追い込まれてしまうケースに認知症介護は多いとは思っています。

何故こんなにも認知症患者は増えてしまったのかを考える時、
ひとつの要因として、安易に薬に頼っていたことのツケのように私には思えます。
もちろん以前に飲んだ薬だけが、発症の原因ではありません。
もともとなりやすい人となりにくい人という物理的な体質並びに生活習慣も関与しています。
抗コリン剤は、発症率が上がるという程度のものであって、
将来的に必ず発症するというものではありません。
けれど、風邪をひいたからといって休んでいられないから、
薬を飲んで仕事しているという生き方は、これそのものが発症しやすい人のようです。


真面目な人ほど追い込まれる

本来、真面目であることは美徳です。
けれど、このことが人を闇の世界に追い込む一因となっている
社会の色々な在り方に残念と思うのです。

関連参考サイト http://m.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/21-14_1.php
        https://ninchisho-online.com/dementia/people/
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